2月18日 第六回 分科会
日時:2009年2月18日 17時〜18時30分
場所:東京藝術大学千住キャンパス スタジオA
参加者:6名
テーマ:
冨田勲サラウンドプロジェクト、2008サウンドデザイン
集中ワークショップで制作された学生作品を聞く
塾長 沢口さん 進行 亀川さん
東京藝術大学千住キャンパスでは「千住アートパス」として定期的にキャンパスを公開して
学生の作品を発表、地域との交流を図っています。今回の分科会は、5.1サラウンド寺
子屋から一こまをいただき、2008年12月に行われたアートパスで発表された音楽音
響創造研究分野の学生が制作した音楽4作品と、5.1サラウンドドラマ1作品を試聴。
学生とプロとの意見交換を行いました。
音楽4作品は冨田勲さんの指導の下、物語をテーマに学生が作曲、演奏、ミキシングして
5.1サラウンド作品に仕上げたもので、学生らしい自由な発想で各自のイメージをじっく
りと形にしたもので、自由なチャレンジが作品にいかされていました。
5.1サラウンドドラマでは、演出から出演、ミキシングまで、全てを学生が担当。サラウ
ンド制作経験がほとんど無いスタッフの作品でしたが、形にとらわれないなかなかな力作で
した。
学生作品のサラウンドは、既成概念に捕らわれず自由な発想でサラウンドで表現していて
よい刺激をもらいました。「学生たちのサラウンドは既にここまできている」と感心させ
られた分科会でした。もっと多くのプロに彼らの作品を聞いてもらいたいと思います。