第四回 サラウンドCM研究会

 

 

   日時:2008年6月7日 14時〜17時

   場所:ドルビージャパン会議室

     参加者:25名

 

1.サラウンドの歴史 マトリックスからロスレスまで

  ドルビー中山さんによるサラウンドの歴史の講義。モノラルの光学録音からステレオ、デジタルそしてロスレスまでを詳しく解説。またスピーカー配置など、サラウンドの基礎をみっちり勉強。ベテランにとっては再確認ができる良いチャンスでした。

 

 

  ・作業時間、作業手順を発表

 

 

 

 

 

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2.サラウンドCMリミックスの実際

今年3月末にサラウンドリミックス、オンエアされたHONDA Music篇30秒が制作に至るまでの経緯と実際の作業工程、予算組み、問題点や今後の課題を1991永田さんが解説。CIや音楽はサラウンド制作が望ましいことや、5.1MIXを基本にCMのサウンドトラックを考えていく必要があることが話された。音作りについては、サウンドデザインを担当した同じく1991の北村さんが詳細に説明。事前のプランが作業時間を大幅に短縮することやステレオとの差別化のためのテクニックなどを解説。更にミックスを担当したソニーPCL喜多さんからミキシング上の問題点を説明。特にレベル管理については、デジタル放送ではVUメータではなく映画のようにLEQでの管理が提案された。またデジタルの伝送では現在のようなイコライジングなどは不要であることが話された。LEQについては今後関係方面に提案していくことになった。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

  

 

 

 

 

 

4.次回研究会予定

  7月5日 ソナ 池田氏を講師にお迎えし

サラウンドスピーカーセッティングの基礎を学ぶ。

会場など詳細は未定。

 

5.「体感サラウンドCM!!」

7月17日に「体感サラウンドCM!!」を再度開催。

    こちらも詳細未定。